公開中の最新ジブリ作品「風立ちぬ」ですが
まさか日本禁煙学会から苦言を受けるとは!
禁煙という立場から
日本禁煙学会が「風立ちぬ」製作担当者に要望書を送付。
要望書には
映画の中で「「タバコ規制枠組み条約」の13条」に抵触するシーンがあるということで
その問題とされるシーンを指摘しています。
⇒
日本禁煙学会の要望書
これを受けてネットでは
日本禁煙学会に対する否定的なコメントが並んでいます。
作品がいいだけに
こんなふうに映画を批判されるのは、やっぱりおもしろくないんでしょうね。
ですが、中には
「この問題と映画の評価は別に考えるべき」というやや中立的な意見や
「結核を患ってる菜穂子の隣で喫煙する二郎に失望」といった
喫煙シーンに嫌悪感を示す意見もありました。
映画の解釈は人それぞれなので
いろんな意見がでてくるのが当たり前だと思います。
確かに
風立ちぬでは、喫煙シーンが沢山出てきますが…
指摘されなければ
ぜんぜん気になりませんけどね。
でも中には
喫煙シーンに触発されて
タバコを吸う人が出るかもしれない。
特に風立ちぬは
多くの人が観ますし
それだけ絶大な影響力を持っている。
日本禁煙学会が苦言を呈するのもわかります。
もちろん風立ちぬの映画の趣旨は
喫煙を奨励することにはありませんが
当時の描写により忠実になったからこそ
喫煙シーンが出てきたんだと思います。
昔は病院の待合室に灰皿がおいてあるくらい
喫煙全然OKでしたからね^^;
それから
このように、たばこについて批判されると
より喫煙シーンが印象に残ってしまって
返って触発されるのではないか、と思ってしまうのですが
これはこの時代の出来事なんだ
というふうに納得して映画は見るようにしたほうがいいかもしれません。