宮崎駿監督の引退を受けて
スタジオジブリの後継者はどうなるんだろうという懸念が出てきますが
これはとても難しいことですよね。
まず宮崎駿監督と同じように
作品が作れるかというのは無理な話で
監督の技術はつかめたとしても
監督がもともともっているアニメのセンスというのは
真似できる領域ではないと思うからです。
でも、ジブリがこれほど大きくなってしまった以上
後継者を育てる必要が出てきますし
ジブリにとって、今がそれを考える時期なのかもしれないですね。
宮崎監督引退の後の後継者として名前が上がっているのは
三鷹市立アニメーション美術館館長で
「ゲド戦記」と「コクリコ坂から」で監督を努めた
監督の息子、宮崎吾朗氏や
「借りぐらしのアリエッティ」で監督を努めた米林宏昌氏など。
といってもまだまだ経験不足という声も上がっているだけに
どうかな、といったところが現状でしょうね。
映画大ヒットには
監督の実力もそうですが
プロデューサーの存在もありますよね。
今ジブリは
鈴木敏夫プロデューサーがいますが
鈴木さんが引退したら
その後の仕事を引き継ぐ人も必要になってきます。
いろいろな意味で大変そうですが
そのままを受け継ぐか
少しずつ後継者による新しいジブリにシフトしていくか
気になるところですね。